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残高試算表 (試算表)について
残高試算表の見方を解説します。
残高試算表 (試算表)とは
残高試算表は、全ての勘定科目を並べて貸借差引残高をまとめた表です。
資産、負債、資本、収入、費用の5つのカテゴリーで分け、貸借対照表のように並べたものになります。
「試算表」とも呼ばれます。
Yellowでは仕訳帳の入力から自動的に作成され、「月」の単位で表示します。
残高試算表の見方
残高試算表の基本的な見方を解説していきます。
試算表は勘定科目のカテゴリーごとに「借方」と「貸方」のどちらに表示されるかが決まって表示されます。
資産と費用は借方の側に表示され、負債、資本、収入は貸方の側に表示されます。
表の途中にある「仮計」は、資産と負債と資本の合計と、収入と費用の合計をそれぞれ途中過程として合計しています。
仮計の時点では借方と貸方が一致している必要はありません。
表の下部にある「合計」が最終的な全体の合計金額となります。
ここは借方と貸方が一致します。
合計金額の下には、消費税の合計金額が税率ごとに表示されます。
借方の金額は「仕入れ」で支払った消費税額、貸方の金額は「預かり」の消費税額になります。
確定申告では、貸方のお預かりしている消費税額から、借方の仕入れで支払った消費税額を差し引いて収める消費税額を計算することができます。
表示する「月」の切り替え
表示する「月」を変更する方法は仕訳帳と同様です。
表の上部、または下部にある「1月〜12月」から表示したい「月」を選択することで切り替えます。
表示する「年」の切り替え
表示する「年」を切り替えたいときは、表の上部か下部にある「前の年」か「次の年」を選択することで切り替えることができます。
以上、残高試算表についてでした。